2016年10月25日火曜日

クレヨン牧師のミニエッセイ
『キリストが歴史を知っている』
 11月6日は全聖徒の日です。教会の歴史が長くなりますと、存知あげない方も多くなります。教会の歴史はキリストとの交わりの歴史であり、信仰の継承の歴史でもあります。ですから、私たちがその方々を知る知らないというのではなく、イエス様がこの歴史を知っていてくださることが大切なことです。またそこにこそ、永遠の救いと憩いがあるのです。
 11月は教会の暦のなかでは、一年の終わりの月です。12月からはクリスマスにむけて、新しい年(アドヴェント)に入ります。終末に生きる私たちはこの月に、召天者の信仰を受け継いで、神様の御国のきたらんことをと、「主の祈り」を祈りたいと思います。そして、一瞬一瞬を神様の時として、誠実に生きてゆきたいと思います。
 
 これからだんだんと夜が長くなっていきます。しかし朝は必ずやってくるのです。新しい朝をキリストと共に待ちたいものです。