我をみよ

クレヨン牧師のミニエッセイ
『我をみよ』
 何を書こうかとさんざん悩んだあげく、とうとう時間切れになってしまいました。仕方ないのでイソップの寓話を読んでいましたら、有名な「かにの親子」という物語に改めてはっとしました。
 
 その物語は、皆さんもよくご存知だとおもいますが、かにのお母さんがその子に、「横にはうものではありませんよ。またわき腹をじめじめした岩にこすりつけてはいけませんよ」といいました。子どもは、「そう教えてくださるお母さんがまっすぐに歩いてください。私はそれを見てその通りにします」といいました。
 
 久し振りで読むとなかなかのものです。私たちはあまり自分をみませんし、していることがどう見えているのかわかりません。イエス様は「我をみよ」と言われます。「我に従え」といわれます。よく見てみましょう。そこには十字架が見えてきます。すると私たちの救いが見えてきます。心が暖かくなります。

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