2016年12月22日木曜日

オカアサンヤスメ

クレヨン牧師のミニエッセイ
『オカアサンヤスメ』
 上前淳一郎氏の『読むクスリ』の中で、「若者の食事が洋食にかたよりすぎているのは、母親に原因がある」と書いてありました。すなわち、「オカアサンヤスメ」だそうです。なんだそれはと思う方へ。オムレツ、カレ-ライス、アイスクリ-ム、サンドイッチ、ヤキメシ、スパゲッティ、メダマヤキ。どれもインスタントでできる手抜き料理で、子供が喜ぶものだそうです。もうひとつ、「ハハキトク」といのもあります。ハンバ-グ、ハムエッグ、ギョウザ、ト-スト、クリ-ムス-プ。
 
 これはなぜいけないと思いますか。答えは噛まなくても飲み込めるものばかりだということです。それで顎の力が弱い若者が増えたのだそうです。皮肉なことにこの現象を発見したのはお母さんたち自身だったのですが。
 
 インスタントでできる料理は簡単です。栄養化も高いのかもしれません。しかし大切なことに気づきたいと思います。この気づきこそがイエス様からの恵みかもしれません。イエス様は私達が気づくまで待っておられます。待つことは愛です。
 
 さて、気づいたお母さんたちが今提唱しているメニュ-とは、「お母さん大好き」です。お知りになりたいかたは、「読むクスリ」をどうぞ。