60分用の砂時計

クレヨン牧師のミニエッセイ
60分用の砂時計』
 アメリカでレストランが客の回転を早め、売り上げを伸ばすために、あることを始めました。それは、テ-ブルの上に60分用の特大砂時計を置いたのです。長居に圧力をかけるためです。店の名も「アワ-・グラス(一時間の砂時計)レストラン」というそうです。私などはメニュ-にラ-メンとか牛どんを加えたらもっといいと思うのですが。なにせ「はやい・やすい・うまい」ですから。
 
 「人間の時間は期限付きの時」(H,W,ヴォルフ)です。それは誕生から死に至るまでの間の、人間が生きる機会であって、人間は確かに死すべき者として造られています。ところが、旧約聖書によれば、人間は死ぬことを「許される」存在です。それが死であって、死ななければならないのではありません。
 
 人はこの世では期限付きの時を持っています。神様が全てを決められるのであれば、私たちはお任せするしかないのです。お任せです。

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