対話が不足

クレヨン牧師のミニエッセイ
『対話が不足です』
 ある保険会社が主婦三八00人に対して、アンケ-ト調査をしました。それによると、夫婦の一日の平均会話時間は一時間四五分。夫婦喧嘩は月一回三二%、週一回一二%だといいます。ほかには、「夫に『愛している』といわれてますか?」という質問にたいして、「ここ数年いわれたことがない」四七%、「一度もない」二六%だそうです。毎日「愛している」といわれても困ってしまいますが、なるほど会話不足というより対話不足という感じがします。     「祈りは神様との対話」とよくいわれます。一日の出来事を感謝しつつ、喜びの時には弾んで、うまくいかない時にはありのままに、悲しいときには泣きながら、対話できたらいいなと思います。対話は話しかけることから始まります。その話しかけをイエス様は、「父よ」(ルカ11:2)と呼びなさいと教えられました。「お父さん聞いて聞いて」と、子供がいいます。そのことをイエス様は教えてくださったのです。天の父は聞いてくださる神様です。そして聞きながら包み込んでくださるのです。「そうか、そうか、わかったよ」と。

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