桜のライン

クレヨン牧師のミニエッセイ

『桜のライン』

 広島から六日市を通り、益田へ車を飛ばしてみました。約二00キロです。この道を通るのは、いまがとても良い季節だといえます。桜の花が満開で、そのほかにいろんな花が咲乱れ、春本番といった感じなのです。いままで気づかなかったところに桜がある。とくに錦川清流線のある駅などは、ホ-ムを真ん中にして、線路わきに桜がラインをつくっているという素晴らしさです。ここに神様の創造された「自然」ありです。この桜をみながら、「春こそはあなたたちの季節なんだね」と感じました。しかし逆に、「ここに自分たちはいたんだ。やっと気づいてくれたのか」と言われているみたいです。まもなく花ビラが散り、葉桜になりそして忘れられていく桜たち。しかしまた、春になると姿を見せてくれる。
 
 信仰も同じかもしれません。苦しいとき、悲しいときになると、「だいじょうぶ。イエス様がいてくださる」と声をかけてくれる。しかしちょっと違うことは、いつでも神様だけは私たちがどこにいるかご存知です。なぜなら共にいてくださるのですから。 

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