肯定できるものを探す
クレヨン牧師のミニエッセイ
『肯定できるものを探す』
アニメ作家である、宮崎駿さんの言葉に次のようなものがあります。「大人の映画は絶望をいくら描いてもいい。しかし子供には、あなたは生れてきてよかったんだと言ってやらなきゃいけない。この世のなか、汚いものはいっぱいあるけれど、生きるに値しない世界ではないんだ、と」。だから、必死で肯定できるものを探すのだそうです。
あれもいけない。これもいけない。世のなかが暗くなればなるほど、暖かい話を聞きたくなるのはどうしてでしょう。なんとかして、この世を肯定して生きていきたいからです。「隠れたところでは、こんないい話がある」ということで安心したいのです。
テレビのニュ-スを十ケ月の娘と観ながら、「これからあなたが生きていく世界は何と暗いことか」と嘆きたくなります。しかし、必死に肯定できるものを探してみる努力をしたいと思います。肯定できるもの、それは、この世を造られた神様が、イエス様を通して今も働かれているということです。
『肯定できるものを探す』
アニメ作家である、宮崎駿さんの言葉に次のようなものがあります。「大人の映画は絶望をいくら描いてもいい。しかし子供には、あなたは生れてきてよかったんだと言ってやらなきゃいけない。この世のなか、汚いものはいっぱいあるけれど、生きるに値しない世界ではないんだ、と」。だから、必死で肯定できるものを探すのだそうです。