砂浜で赤ちゃんが

クレヨン牧師のミニエッセイ

砂浜で赤ちゃんが

 「虹の子サ-クル」の新年度がスタ-トしました。久し振りに海辺に出ていくと、太陽の輝き、風の心地よさ、砂の暖かさを感じました。
 
  多くの子供たちが砂浜で遊んでいました。長女も外で遊べるのがうれしいらしく、すぐ裸足になり駆け回っていました。そして何を思ったのか突然、砂を掘りはじめたのです。必死になって掘っています。しかし掘れども掘れども砂ばかり。横でみていて私達大人も同じことやっているのだな。人生に何か宝でもあるだろうかと必死で砂を掘っているのかもしれないと考えていました。すると長女がいきなり叫びました。「赤ちゃんがでてきた」。ウソッ~と思って見てみると、砂の湿ったところに松の二葉があるではないですか。きっと松林から種が飛んで芽をだしたのでしょう。
 
 人生の砂場で私たちが見出すのは何でしょうか。それは神様から与えられた命かもしれません。ある牧師が説教の中で、「宗教(信仰)の一番初めは感謝から始まる」と語っておられました。神様から与えられた命を見出すことができたら、私たちの人生は感謝から始められるでしょう。
 

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