『料理の基本』



クレヨン牧師のミニエッセイ

 『料理の基本』

「最後に砂糖で味を整えなければならない料理は、どこか基本が間違っている」という言葉をどこかで読みました。もうかなり前の話です。
 
 ところが料理を少しづつ作るようになると、その意味がちょっとだけ分かってきました。料理をしながらわかったことは、『塩』が料理の基本ではないかな~ということです。生意気なようですが、『いい塩梅』というくらいですからまんざらウソでもないと本人は思っているのですが。最近の「料理の本」をみて気づいたことは、どうも基本からやり直そうという企画が多いことです。魚のさばき方は写真入で、野菜の切り方などは図解で説明してあります。玉葱など料理によって切り方を変えるなど初耳でした。つまり繊維にそって切ったほうがおいしくなる料理などあるのですね。
 
 料理をしながら、神様が与えられている命を食べるという実感があります。神様の与えられた命であるならば、喜んで感謝してそのまま食べることが基本だと思うのです。信仰も最後に味を整えるのではなく、御言葉という味だけで勝負したいものです。 

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